ヨシケイ、アサヒ飲料と連携し東部4営業所に「CO2を食べる自販機」を設置

・ヨシケイ開発がアサヒ飲料の「CO2を食べる自販機」を東部4営業所に設置
・回収したCO2吸収剤を工業原料として活用し、ブルーカーボン生態系の再生を図る
・ミールキット宅配サービス大手のヨシケイが環境負荷低減の取り組みを強化

企業動向 ビジネス
ヨシケイ、アサヒ飲料と連携し東部4営業所に「CO2を食べる自販機」を設置
  • ヨシケイ、アサヒ飲料と連携し東部4営業所に「CO2を食べる自販機」を設置
  • ヨシケイ、アサヒ飲料と連携し東部4営業所に「CO2を食べる自販機」を設置

ヨシケイグループの本部であるヨシケイ開発株式会社は、アサヒ飲料株式会社が開発した「CO2を食べる自販機」をフランチャイズのヨシケイ東部4営業所に設置しました。この取り組みは、グループ内でヨシケイ東部が初めて実施するものです。

「CO2を食べる自販機」のCO2吸収量は最大年間60kgと見込まれ、樹齢50から60年のスギ約20本分に相当します。回収したCO2吸収剤は、今後工業原料として活用することを計画しています。具体的には、アスファルトやコンクリートの原料に配合してCO2の固定化を図ったり、海中での藻場造成などに活用したりすることで、ブルーカーボン生態系の再生を目指します。

ヨシケイグループはこれまでも、鍵付き宅配ボックスの無償貸し出しや、約4,700台の配達車によるCO2削減など、環境負荷低減に取り組んできました。今回のアサヒ飲料とのCO2資源循環モデルへの参画により、さらなる脱炭素社会の実現に貢献していく方針です。

ヨシケイは創業以来約50年にわたり、ライフスタイルの変化に対応したメニュー開発を続け、日本の食卓をサポートしてきました。環境への取り組みも積極的で、2019年には再配達ゼロの取り組みが「COOL CHOICE LEADERS AWARD 2018」の環境大臣賞を受賞。さらに2023年には「食品安全安心・環境貢献賞」、2024年には「マザーズセレクション大賞2023」など、複数の賞を受賞しています。

今後もヨシケイグループは、安全安心と美味しさの提供とともに、脱炭素社会実現に向けた取り組みを強化していく姿勢を示しています。

《編集部》

関連タグ

特集