テクノロジー「機械」

九州大学発スタートアップJCCL、世界で初めて家庭用の給湯器からのCO2回収に成功
・家庭用ガス給湯器の排気ガス(CO₂濃度5.7%)から99%以上の高濃度まで濃縮するCO₂回収に世界で初めて成功
・従来は大規模排出源からの回収が主流だったが、小規模分散型排出源からの直接回収を可能にする装置を開発
・回収したCO₂はドライアイスや都市ガスなどへの転換が可能で、カーボンニュートラル社会実現に貢献

トヨタとハルビア、世界初となる水素サウナのコンセプトモデルを発表
・トヨタ自動車とHARVIA JAPANが世界初の水素燃焼技術を活用したサウナを共同開発
・水素サウナは使用時にCO2を排出しないクリーンなエネルギー源を活用
・2025年フィンランド・ユバスキュラ市で開催されるイベントで公開予定

常石造船が世界初となる「メタノール二元燃料ばら積み貨物船」を引渡し
・常石造船が世界初のメタノール・重油の二元燃料ばら積み貨物船を引渡し
・NOx最大80%、SOx最大99%、CO2最大10%の排出削減を実現
・積載性能と燃費性能を両立した環境配慮型の革新的船舶

NEDOとヤンマー、JAぎふが高効率バイオ炭製造装置の実証実験を開始 GHGと製造コスト削減目指す
・NEDOとヤンマー、JAぎふが高効率バイオ炭製造装置の実証実験を開始
・岐阜市のJAぎふ方県カントリーエレベーターに実験機を設置
・バイオ炭製造コストの大幅削減と全国普及を目指す

パナソニックと三菱ガス化学、CO2由来の環境配慮型ユリア樹脂を共同開発
・パナソニックと三菱ガス化学がCO2由来の環境配慮型ユリア樹脂を開発
・CO2排出量を従来比20~30%削減可能な新素材
・2025年度以降に配線器具への採用を目指す

日本ゼオンと横浜ゴム、植物由来エタノールからブタジエン生成の実証設備を建設へ
・日本ゼオンと横浜ゴムが植物由来エタノールからブタジエンを高効率生成する技術の実証設備を建設
・2026年から稼働開始し、量産化に向けたデータ収集を行う
・NEDOのグリーンイノベーション基金事業に採択された研究開発テーマの一環

AWS、日本の新データセンターに低炭素型コンクリートを導入を決定 エンボディドカーボン64%削減
・AWSが日本の新データセンターに低炭素型コンクリートを採用
・従来型と比べエンボディドカーボンを64%削減
・2027年までの2兆2,600億円投資計画の一環

エア・ウォーター、CO₂を分離回収する廃棄物焼却処理技術の開発に参画 回収率9割を目指す
・カナデビアがNEDOのGI基金事業に採択、エア・ウォーターが参画
・CO2高濃度化廃棄物燃焼技術を開発予定
・品川清掃工場で実証実験を実施へ

旭化成、CO2を主原料とする高純度カーボネートの新プラント稼働を発表 技術ライセンスしたSailboatが製造
・旭化成、CO2を主原料とする高純度カーボネート製造技術のプラントが稼働。
・年間5.4万トンのCO2を原料として消費。
・環境負荷を軽減し、持続可能な社会に貢献。

三菱電機、プラスチックリサイクル効率化技術を開発 加熱処理時間を3分の1に短縮
・マイクロ波を特定領域に集中照射し均一加熱する制御技術を開発
・加熱時間を従来の3分の1に短縮し、効率的な再生原料取り出しを実現
・世界初の独自構造採用で電磁波吸収板の経年劣化を抑制