伊藤忠エネクス株式会社は、ENECHANGE株式会社と資本業務提携契約を締結したと発表しました。伊藤忠エネクスはENECHANGEの第三者割当増資を引き受け、同社の筆頭株主となる予定です。期日は、2025年2月19日となっています。
ENECHANGEは、日本最大級の電力・ガス会社の切替プラットフォームを運営し、エネルギー業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する企業です。2021年11月から、EV充電サービス事業も開始しています。
今回の提携により、両社はエネルギープラットフォームやエネルギーデータ、EV充電などの事業におけるシナジー効果を追求します。具体的には、顧客獲得促進や共同マーケティングの実施、双方の顧客基盤と商材によるユーザー獲得及びクロスセルの推進、小売領域におけるコアシステムの共同開発などを進めていく予定です。エネルギーコンサルティングシステムの共同開発、EV充電サービス事業の拡充などでも連携を図ります。
伊藤忠エネクスは、ENECHANGEの普通株式7,375,000株を1株400円で引き受け、総額29.5億円を払い込みます。これにより、伊藤忠エネクスのENECHANGEに対する議決権保有比率は17.45%となる見込みです。
今回の提携を通じて、伊藤忠エネクスグループは電力やガス、モビリティ分野におけるバリューチェーンの付加価値向上を推進し、生活から産業まで幅広いニーズにソリューションを提供する体制を強化する方針です。また、既存事業の強みを活かしながら、中長期的視野での事業展開と収益構造の変革に取り組むとしています。
両社は、この資本業務提携によりエネルギー関連事業を強化し、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させる考えです。エネルギー業界の変革が進む中、この提携が両社の成長戦略にどのような影響を与えるか、今後の展開が注目されます。