東急不動産株式会社は、リニューアブル・ジャパン株式会社との南欧地域での共同事業第2弾として、スペイン・サモラ県トロにある「バルデカレタス太陽光発電所」を取得したと発表しました。本発電所の設備容量は37.8MWで、東急不動産のスペインにおける太陽光発電所の設備容量は約77.7MWとなります。
南欧は日射量が多く太陽光発電に適した地形を有しており、非FITのマーケットが先行していることから、今後も安定的な事業成長が見込まれるエリアです。東急不動産とリニューアブル・ジャパンは、南欧地域での再生可能エネルギー発電所の開発および保有を目的として、共同出資に関する協定書を2023年10月に締結しており、今後数年間で合計1GWの開発を目指しています。
両社は、2017年に資本業務提携を締結し、日本国内での太陽光発電事業を推進してきました。2GW超の開発実績を持ち、再生可能エネルギーの拡大を共通目標として、海外での環境に配慮したエネルギー供給の促進に貢献していく方針です。