大日本印刷とesa、複合プラスチックリサイクル推進で提携

・DNPとesaが2024年10月に資本業務提携契約を締結
・複合プラスチック廃材のリサイクル技術を活用し環境配慮製品を開発
・サプライチェーン全体でのCO2排出量削減を目指す

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大日本印刷とesa、複合プラスチックリサイクル推進で提携

大日本印刷株式会社(DNP)は、プラスチック廃棄物のリサイクル・再資源化を中心とした環境事業を展開する株式会社esa(イーサ)と、2024年10月に資本業務提携契約を締結したことを明らかにしました。

DNPグループは、esaとの協業によってサプライチェーンにおけるCO2排出量の削減やリサイクル材を活用した製品の開発をさらに推進していくとしています。

サーキュラーエコノミーやカーボンニュートラルの実現に向けた動きが加速しており、日本政府も「2050年カーボンニュートラル宣言」を公表しています。DNPは2020年3月に「DNPグループ環境ビジョン2050」を策定し、「脱炭素社会」「循環型社会」「自然共生社会」の実現に取り組んできました。包装関連では、官民連携事業の「プラスチックの回収・リサイクル拡大に向けた実証事業」などに参画しています。

一方、esaは、廃棄物に材料分離などの工程を加えずに新たな製品の原料として再利用するマテリアルリサイクルの独自技術を有している企業です。従来リサイクルが困難だった複合プラスチック素材を再利用可能なペレットに変換する取り組みを推進しています。

今回の提携により、両社はDNPが目標に掲げている「不要物資源循環率70%達成」に向けて、esaを通じて廃棄プラスチックを効率的に再利用し、サプライチェーン全体でのCO2排出量削減を強化します。

また、esaの混練技術とDNPの材料加工技術を組み合わせ、複合プラスチック廃材由来のリサイクル材を活用した新製品開発なども推進していく予定です。提携を通じて、両社は環境配慮製品・サービスの開発をさらに加速させていくとしています。

《編集部》

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