関西電力と東京センチュリー、EVリユース電池を活用した蓄電池システムの共同研究を開始 パートナーを募集

関西電力株式会社と東京センチュリー株式会社は、使用済みEV電池(EVリユース電池)を用いた蓄電池システムの構築に向けた共同研究を開始しました。同時に、EV車体を再活用できるパートナーの募集を実施しています。

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関西電力株式会社と東京センチュリー株式会社は、使用済みEV電池(EVリユース電池)を用いた蓄電池システムの構築に向けた共同研究を開始しました。同時に、EV車体を再活用できるパートナーの募集を実施しています。

両社は2023年1月にEVリユース電池の活用に係る業務提携を締結しており、本研究は、その一環として行うものです。蓄電池システムを構築し、2024年度からの本格稼働を予定しています。関西電力は研究用地の提供および蓄電池システムの構築・運用を担当し、東京センチュリーはEVリユース電池の調達などを行います。

両社は、本研究を通じて得られる定置型蓄電池システムの開発、運用、保守等のノウハウをもとに、安価な蓄電池システムの販売を目指します。また、EVリユース電池を取り外した車体を再利用または再活用するパートナーの募集を開始しました。問い合わせ先は、東京センチュリーの広報IR部となります。

東京センチュリーは「中期経営計画2027」において、基本方針のひとつにグリーン・トランスフォーメーションを掲げています。本研究を通じて、EVを起点とした蓄電池事業の展開ならびに関連サービスの創出を目指します。

関西電力は電力事業での知見を活かして、蓄電池関連事業に参入しました。電力需給の安定化や再生可能エネルギーの導入加速に向けて、支援を推進していく予定です。

両社は、より多くの事業者に蓄電池を導入できる環境の整備に注力し、持続可能な循環型社会、ゼロカーボン社会の実現に貢献していく意向を示しています。

《編集部》

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