イオンリテール、環境月間に衣料品回収を実施 チクマが資源に再生

・環境月間に衣料品回収
・約290店舗で実施
・回収品はリサイクル

企業動向 サプライチェーン
イオンリテール、環境月間に衣料品回収を実施 チクマが資源に再生
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イオンリテールは、環境月間である6月に合わせて、5月24日から6月9日までの期間限定で、全国の「イオン」「イオンスタイル」約290店舗の衣料品売場に回収ボックスを設置し、不要になった衣料品の分別回収を行います。本取り組みは、繊維専門商社である株式会社チクマとの連携により、回収された衣料品を新たな資源として再利用することを目的とするものです。

イオンリテールは、サステナブルな循環型社会の実現に向けて、2003年から衣料品の回収活動に取り組んでおり、2023年10月には12日間で約6トンの衣料品を回収し、リサイクルやリユースを実施しました。2024年は昨年よりも回収期間を延長し、イオンで購入した商品に限定せずに不要な衣料品を幅広く回収することで、環境負荷のさらなる低減を目指します。

チクマは北九州市と関連会社の株式会社エヌ・シー・エスと官民共同で展開する「古着回収リサイクル事業」や、服を通じて環境問題を考える「服育」活動など、サステナブルへの取り組みを推進している企業です。今回の取り組みで回収された衣服は、ポリエステル100%、綿100%、その他の3つに分けてリサイクルを実施。素材に応じて、繊維原料への再生や自動車内装材料への転用など、多岐にわたるリサイクルを行います。

回収場所は衣料品売場の主要レジ付近で、トップス、ボトムス、アウターなどが対象です。ただし、コート、ジャージ、水着、ダウン、ニット、ベルト、肌着、着物、帯、鞄、靴、タオル、ハンカチ、皮革製品、ビニール類、ナイロン類、濡れているものは回収対象外となります。

イオンリテールは、サステナブル社会・サステナブル経営の実現に向けて、今後も顧客とともに環境・社会貢献活動に積極的に取り組んでいく方針です。

《編集部》