東京ガスなど8社、e-メタン普及を目指す世界初の国際アライアンス「e-NG Coalition」設立

・東京ガスなど8社がe-メタン普及を目指す国際アライアンスを設立
・ベルギーに法人格を取得し、10月20日に設立手続き完了
・カーボンニュートラル社会実現に向けエネルギー転換を加速

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東京ガスなど8社、e-メタン普及を目指す世界初の国際アライアンス「e-NG Coalition」設立

東京ガス株式会社をはじめとするエネルギー分野の8社が、世界初となるe-メタン(e-methane)の普及拡大を目指す国際的アライアンス「e-NG Coalition(イーエヌジーコーリション)」を設立しました。2024年10月20日にベルギー王国で法人格を取得し、設立手続きを完了しています。

e-メタンは、水素とCO2を原料に製造された合成メタンです。既存のインフラを活用できる点や、カーボンニュートラルな特性から、今後のエネルギー転換において重要な役割を果たすことが期待されています。e-NGとは「electric natural gas」の略称で、e-メタンの欧米における別称です。

本アライアンスは、e-メタンがカーボンニュートラル社会実現に向けてエネルギー転換を加速させると考える企業による国際的な連合体です。設立企業には、東京ガスや大阪ガス、東邦ガスといった日本の大手ガス会社に加え、三菱商事、フランスのエンジー社、ドイツのRWE社、ベルギーのTES社、フランスのトタルエナジー社と各国の企業が名を連ねています。初代理事長にはTES社CCOのYves Vercammen氏が、副理事長には東京ガス株式会社e-methane推進部長の小林裕司氏が就任しました。

アライアンスは、e-メタンの推進、温室効果ガス排出量の算定基準および認証基準の標準化によるグローバル市場の構築、バリューチェーンに関わる利害関係者間の協力強化、イベント開催などを行います。また、研究や調査結果の共有、脱炭素化に向けた取り組みのPR、共同声明の発表なども想定。革新的な技術の促進と気候変動政策への提言活動などを通じて、エネルギー転換を牽引する予定です。

東京ガスグループは、アライアンスでの取り組みを通じ、国や業界を超えた協働を行うことで、e-メタンの世界的な普及拡大、およびカーボンニュートラル社会の実現を目指すとしています。アライアンスの設立は、グローバルなエネルギー企業が協力して脱炭素化に取り組む新たな動きとして注目されます。

《編集部》

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