エネルギー卸取引マーケットプレイスを運営する株式会社enechainは、シリーズBラウンドでの第三者割当増資と銀行からの長期借入により、総額60億円の資金調達を実施しました。
enechainは、エネルギーの取引から環境価値まで幅広い価値の交換ができるマーケットプレイスなどのサービスを提供し、日本経済と社会の持続可能性を追求しています。卸電力の取扱高は累計2兆円に迫り、エネルギーのヘッジマーケットとしては日本最大規模に成長しました。
今回の資金調達には、既存投資家のDCMベンチャーズとMinerva Growth Partnersに加え、新たにJPインベストメントや米Soros Capital Management、そして電力やガス、商社のエネルギー取引に従事する9事業者と銀行4行が参加。enechainのミッションである、公正なエネルギーマーケットの実現を支援しました。
enechainは、ミッションの達成に向けてより大規模で利便性の高いマーケットの構築に注力する意向で、今回調達した資金をプロダクトの改善やAIやLLMなど新技術の導入、人材採用などに活用する予定です。今後もエネルギーマーケットの発展と日本経済への貢献を目指し、さらなる成長を目指すとしています。