損保ジャパン、「Fry to Fly Project」に参画 社食の廃食用油をSAF活用

損害保険ジャパン株式会社は、国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」に参加することを発表しました。

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損保ジャパン、「Fry to Fly Project」に参画 社食の廃食用油をSAF活用

損害保険ジャパン株式会社は、国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」に参加することを発表しました。「Fry to Fly Project」は、家庭や店舗などで発生する廃食用油という国内資源を原料とするSAF(持続可能な航空燃料)で、航空機が飛ぶ世界を目指すプロジェクトです。

身近にある廃食用油を活用することで、多くの人が直接的に関わりながら、また楽しみながら脱炭素に貢献できる可能性があります。「Fry to Fly Project」の事務局は日揮ホールディングス株式会社が務めており、2023年9月時点で37の企業、自治体、団体が参加しています。

損保ジャパンは「Fry to Fly Project」に賛同し、参加メンバーとともに、SAFで航空機が飛ぶ世界の実現を目指すことを決めました。具体的な取組みとして、本社の社員食堂における廃食用油の回収や、従業員・代理店向けの教育活動の実施、参加企業との連携やイベントへの参加などを予定しています。将来的には、代理店網を活用した廃食用油の収集の促進も検討しています。

損保ジャパンは、「Fry to Fly Project」への参加を通じて「地域の脱炭素化」への取り組みを一層強化していく考えです。「“安心・安全・健康のテーマパーク”により、あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会を実現する」というパーパスの実現に向けて、持続可能な社会の実現に取り組んでいきます。

《編集部》

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