ゼロボード、フィリピン経済区庁と企業の脱炭素化支援で協力

・ゼロボードがフィリピン経済区庁と脱炭素化支援のMOUを締結
・PEZA登録企業向けにGHG排出量の算定・可視化・削減支援を実施
・グリーン経済特区認定スキームの共同構築など4領域で協業

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ゼロボード、フィリピン経済区庁と企業の脱炭素化支援で協力

株式会社ゼロボードは、フィリピン経済区庁(PEZA:Philippine Economic Zone Authority)と、フィリピンの経済特区における企業の脱炭素化支援に向けた協業覚書(MOU)を締結したことを発表しました。

このMOUは、PEZAに登録する輸出志向型企業に対し、温室効果ガス(GHG)排出量の算定・可視化・削減支援を行うことで、持続可能な産業発展と国際市場での競争力強化を図るものです。

本取り組みでは、Scope1から3の排出量を網羅し、CDP、SBT、ISSBといった国際基準に準拠したデータ管理を可能にするクラウドサービス「Zeroboard」を活用して脱炭素化を支援します。「Zeroboard」は、全世界13,000社超への導入実績を持っています。

両者は今後、「PEZA登録企業のGHG排出量の算定可視化支援」、「GX人材育成プログラムの共同実施」、「Green SEZ(グリーン経済特区)認定スキームの共同構築」、「モデル工業団地の選定とパイロットプロジェクトの実施」という4領域の取り組みを進める予定です。

ゼロボードは、今回のPEZAとの協業を通じて、フィリピン市場での事業展開とGXソリューションパートナーのエコシステム形成を加速させる方針です。PEZAとゼロボードは、フィリピンのネットゼロ達成とグリーンサプライチェーン強化を支援するとともに、ASEANにおける脱炭素のリーディングモデル創出を目指すとしています。

《編集部》

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