パナソニックグループのGHG削減目標をSBTiが「ネットゼロ目標」に認定

・パナソニックHD、SBTiから2050年度GHG削減「ネットゼロ目標」認定取得
・2050年までにバリューチェーン全体のGHG排出量を90%以上削減
・残り10%は自社の研究開発による炭素吸収・除去で中和を約束

企業動向 ガバナンス
パナソニックグループのGHG削減目標をSBTiが「ネットゼロ目標」に認定

パナソニック ホールディングス株式会社は、国際機関SBTi(Science Based Target initiative)から、パナソニックグループの2050年度の温室効果ガス(GHG)削減目標について「ネットゼロ目標」の認定を取得しました。

SBTiは、気候変動による世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べ1.5℃以内に抑える目標に向けて、企業の科学的知見と整合したGHG削減目標の設定を推進する団体です。パナソニックHDは2023年5月に「1.5℃目標」の認定を取得しており、今回の「ネットゼロ目標」認定取得により、長期的な気候変動対策への取り組みが国際的に評価されました。

パナソニックHDが設定した「ネットゼロ目標」は、2019年度を基準年として、バリューチェーン全体であるスコープ1・2・3のGHG排出量を2050年度までに最低90%削減するという内容です。さらに、残りの10%は自社の研究開発による炭素吸収・除去で中和することを約束しました。

同社は今後も、バリューチェーンの排出量のネットゼロ達成に取り組むとともに、社会全体のGHG削減にも貢献することで、脱炭素社会の実現に向けたインパクトを与えていく方針です。

今回の認定取得により、パナソニックグループのGHG削減目標が適切に設定されていることが証明され、顧客や投資家、取引先、地域社会などのステークホルダーからの信頼向上が見込まれます。現在、ネットゼロ目標の認定を受けている企業は世界で1,138社、日本では52社です。

パナソニックHDの動きは、気候変動対策における企業の役割を示すとともに、国際的な基準に基づいた目標設定と実行の重要性を浮き彫りにしています。他の企業の認定取得にも影響を与え、産業界全体での脱炭素化の動きが一層強まることが期待されます。

《編集部》