セブンとAGC、国内初となる店舗設備用ガラスのリサイクルに成功 GHG排出量を約2.4t削減

・廃棄ガラスのリサイクル成功
・約4トンの廃棄ガラスを再利用
・GHG排出削減に貢献

企業動向 ビジネス
セブンとAGC、国内初となる店舗設備用ガラスのリサイクルに成功 GHG排出量を約2.4t削減
  • セブンとAGC、国内初となる店舗設備用ガラスのリサイクルに成功 GHG排出量を約2.4t削減
  • セブンとAGC、国内初となる店舗設備用ガラスのリサイクルに成功 GHG排出量を約2.4t削減

株式会社セブン‐イレブン・ジャパンとAGC株式会社は、セブン‐イレブン店舗の設備老朽化に伴い発生した廃棄棚板ガラス約4トンを回収し、生産したガラスを新規店舗の部材に使用することで、店舗設備のガラス資源循環に日本で初めて成功しました。

本協業は、廃棄棚板ガラスの一部を原料とした板ガラスを、店舗の冷蔵販売設備のガラス部材として再利用するものです。セブン‐イレブンが店舗の廃棄棚板ガラス回収を目的とした物流スキームを構築し、両社で廃棄棚板ガラスのデータの収集・分析を実施したところ、板ガラスへリサイクルが可能な組成であることが確認されました。

店舗由来の廃棄ガラスを再び板ガラスに生成するためには、廃棄ガラスの回収・分類・選別の工程を通じて、高品質な原料カレット(ガラス端材)を精製することが求められます。AGCが、原料カレットの選別および品質評価を担当し、板ガラスの生産は2024年5月にAGC鹿島工場で行われました。

店舗に限らず、建物由来の廃棄ガラスをリサイクルすることは、年間数十万トンにのぼる産業廃棄物の削減や、珪砂やソーダ灰などバージン原料の節減につながり、サーキュラーエコノミーの促進やガラス製造における原料の輸入率低減に寄与します。また、原料カレットはバージン原料に比べ少ない燃料で溶解でき、製造工程におけるGHGの排出量を削減することが可能です。今回の取り組みでは、約30店舗相当となる約4トンの廃棄棚板ガラスを再利用し、約4.8トンのバージン原料の節減および約2.4トンのGHG排出削減に成功しました。

本協業は、両社のサステナビリティ経営の考え方に基づいて実施したものです。セブン‐イレブンは「4つのビジョン」の1つに「環境」を掲げており、環境に配慮した循環型社会の実現を目指しています。AGCは、中期経営計画の中で、サステナビリティ経営の深化に向けて示した3つの社会的価値のうちの1つである「Blue planet」の一環として、サプライチェーン全体の環境負荷の低減を進めています。両社は、今後もガラス部材の資源循環の拡大を図る予定です。

《編集部》