貝印、ペットボトルキャップ再資源化でツメキリ制作 神戸市とJ-CEPのプロジェクト

・ペットボトルキャップ再利用
・ツメキリ制作と贈呈
・神戸市SDGsイベント

企業動向 サプライチェーン
貝印、ペットボトルキャップ再資源化でツメキリ制作 神戸市とJ-CEPのプロジェクト
  • 貝印、ペットボトルキャップ再資源化でツメキリ制作 神戸市とJ-CEPのプロジェクト
  • 貝印、ペットボトルキャップ再資源化でツメキリ制作 神戸市とJ-CEPのプロジェクト
  • 貝印、ペットボトルキャップ再資源化でツメキリ制作 神戸市とJ-CEPのプロジェクト

貝印株式会社は、素材循環を目指すパートナーシップJ-CEP(ジャパン・サーキュラー・エコノミー・パートナーシップ)と神戸市が推進している家庭から出た資源の回収再資源化プロジェクトの成果物として、ペットボトルキャップ由来の再生プラスチックを使用したツメキリを制作しました。

J-CEPは、サーキュラーエコノミーに向けて企業と住民、行政、大学などが連携する、新事業共創パートナーシップです。今回の取り組みでは、J-CEPが神戸市と連携し、資源回収ステーションで集まったペットボトルキャップを原料として使用し、製品への利用可能性を検討しました。貝印をはじめとする各企業が資源回収再資源化プロジェクトの成果物として、ペットボトル由来の再生材の製品化に向けた試作を行い、3月5日に発表しました。

貝印は、温室効果ガスの増加を抑えるため、ペットボトルキャップ由来の再生プラスチックをスタンダードツメキリのストッパーに利用。リサイクルを実感してもらう目的で、ヴィッセル神戸を通じて神戸市内の全小学校および養護学校169校へ贈呈しました。また、神戸市SDGsイベントにてツメキリ教室も実施しました。

同社は、今後ペットボトルキャップ由来の再生プラスチックを利用したツメキリを製品化し、販売することを目指しています。また、再資源化したポリプロピレン(PP)の利用も検討しているとのことです。

《編集部》