カクヤス、 配送用にEV軽車両を導入 CO2排出量を約60%削減

株式会社カクヤスは、「なんでも酒やカクヤス王子店」の配達用にEV軽車両を2台導入し、試験運用を開始しました。

テクノロジー エネルギー
カクヤス、 配送用にEV軽車両を導入 CO2排出量を約60%削減
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株式会社カクヤスは、「なんでも酒やカクヤス王子店」の配達用にEV軽車両を2台導入し、試験運用を開始しました。都内を中心に「なんでも酒やカクヤス」などを展開しているカクヤスは、365日配送を行っていることから配達車両による温室効果ガスの排出量削減を重要な課題と位置付け、2050年までのネットゼロ達成を目指しています。

カクヤスは、けん引タイプのリヤカー320台、電動三輪車79台を導入してきましたが、EV軽車両は初めてです。EV車の導入により、ガソリン車と比較して1台あたり約60%のCO2排出量削減を見込んでいます。また、EV軽車両の充電設備には管理システムを導入し、消費電力量の可視化や充電の効率化を図ります。まずは2台の車両で、走行可能距離や効率的な充電時間などの検証を進める予定です。

配送車両は、企業イメージカラーであるカクヤスピンクと環境への配慮を想起させるグリーンを用いてデザインされました。今回採用した三菱自動車の軽商用電気自動車「ミニキャブ・ミーブ」は、走行中にCO2や大気汚染物質を排出せず、低振動・低騒音で災害時には緊急電源として活用することが可能です。

カクヤスは環境に配慮した商品開発など、サステナビリティへの取り組みを実施してきました。今後も、脱炭素への取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。

《編集部》