航空自衛隊、ブルーインパルスの展示飛行にユーグレナの国産SAF「サステオ」を初採用

株式会社ユーグレナは、同社が製造・販売する国産SAF「サステオ」が航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行に初めて使用されたことを発表しました。

テクノロジー エネルギー
航空自衛隊、ブルーインパルスの展示飛行にユーグレナの国産SAF「サステオ」を初採用
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株式会社ユーグレナは、同社が製造・販売する国産SAF「サステオ」が航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行に初めて使用されたことを発表しました。

ユーグレナの「サステオ」は、使用済みの食用油と微細藻類ユーグレナから抽出された油脂等を使用したバイオジェット燃料を従来の石油系ジェット燃料と混合して製造した、環境負荷の低い燃料です。

燃焼時にはCO2を排出しますが、原材料である植物とユーグレナが光合成によってCO2を吸収するため、実質的にCO2の排出量がプラスマイナスゼロとなり、カーボンニュートラルの実現に貢献することが期待されています。

今回、航空自衛隊松島基地の第4航空団に所属する第11飛行隊、通称「ブルーインパルス」のT-4中等練習機に「サステオ」が給油され、2023年9月24日に開催された「F1日本グランプリ決勝戦」での展示飛行および前日のリハーサルに使用されました。

ユーグレナは2005年に世界で初めて微細藻類ユーグレナの食用屋外大量培養技術の確立に成功し、バイオ燃料の製造開発や食品、化粧品の開発・販売などを行っている企業です。「サステナビリティ・ファースト」をユーグレナ・フィロソフィーとして掲げ、事業を展開しています。

《編集部》