KDDI、再エネ100%を目指す国際イニシアチブに加盟

KDDIは2023年7月6日、事業で使用する電力を100%再生可能エネルギー化することを目指す国際的なイニシアチブである「RE100」に加盟しました。

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KDDI、再エネ100%を目指す国際イニシアチブに加盟

KDDIは2023年7月6日、事業で使用する電力を100%再生可能エネルギー化することを目指す国際的なイニシアチブである「RE100」に加盟しました。

RE100は、世界で影響力のある企業が、自社の事業活動で使用する電力を100%再生エネルギーで賄うことをコミットする国際協働イニシアチブです。企業が結集し、再生可能エネルギーを拡大させ、温室効果ガスの削減を加速することを目的としています。多様な分野から世界中の企業が参加、2023年6月現在、世界で400社以上が加盟しています。国際環境NGOの「Climate Group」が、気候変動のグローバルな情報開示を推進するNGO「CDP」とのパートナーシップのもとで運営しています。

KDDIは2030年度までに自社の事業活動におけるCO2排出実質ゼロを目指しています。実現に向け、通信局舎・データセンターにおける使用電力の実質再生可能エネルギー由来への切り替えや、再生可能エネルギー発電設備の設置拡大、オフィスのRE100対応を進めています。

今回の参画にあたり「Climate Group」のDirector of Energy Sam Kimmins氏は以下のように述べています。
「KDDIが、Climate GroupとCDPが主導する世界的なイニシアチブであるRE100に参加されたことを大変うれしく思います。KDDIが2050年までに自社の使用電力を100%再生可能エネルギーにすることをコミットすることは、気候変動対策におけるリーダーシップの発揮だと感じています。80社を超える日本のRE100加盟企業の一員となり、再生可能エネルギーがビジネスにとって有益な選択肢であるという強いメッセージを発信することを期待しています。」

KDDIグループでは通信・エネルギー事業において大規模な投資を予定しており、日経BPによると、同グループのauリニューアブルエナジーは、4月から事業を開始した再エネ発電開発事業者で、2030年度までに再エネ関連で1500億円の投資を行う計画です。

《ニシダ》