DNP、環境配慮パッケージで約17万トンのCO₂削減効果を達成

大日本印刷株式会社は、「DNP環境配慮パッケージングGREEN PACKAGING」全体の年間出荷量からCO₂削減量を算出しており、2022年度は約17万トンのCO2削減に貢献していることが明らかになりました。

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DNP、環境配慮パッケージで約17万トンのCO₂削減効果を達成

大日本印刷株式会社(DNP)は、「DNP環境配慮パッケージングGREEN PACKAGING」全体の年間出荷量からCO₂削減量を算出しており、2022年度は約17万トンの削減に相当して、前年度の15万tから増加していることがわかりました。これは、森林面積約13,500ha(東京・山手線の内側面積の約2倍)に相当します。

DNPは、地球環境への負荷低減に向けて、「GREEN PACKAGING」の開発・提供を強化しています。その中で、本事業の環境への貢献度合いを可視化する取り組みのひとつとして、「GREEN PACKAGING」の出荷量に基づくCO₂削減量の算出を2019年度から継続的に実施しています。

また、2022年4月には、パッケージのライフサイクル全体でのCO₂排出量*3を可視化し、第三者承認済みの算定結果を企業・団体等に提供するサービスを開始しました。「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の施行や、プラスチック使用製品の設計時の「3R(Reduce・Reuse・Recycle)+Renewable(持続可能な資源)」の取り組みを促進する「プラスチック使用製品設計指針」の制定などの動きに対応し、DNPは環境負荷の低減につながる製品・サービスの開発・提供を推進しています。

DNPのGREEN PACKAGINGとは、DNPの地球環境をまもる取り組みのひとつで、「CO₂の削減」「資源の循環」「自然環境の保全」という3つの価値を社会に提供する製品・サービスです。原材料の持続可能性やリサイクル・分別のしやすさなどを考慮に入れた製品設計を行っています。具体的には植物由来の原料を使用した包材、リサイクル包材などです。

DNPは、2023年7月5日(水)~7日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第25回インターフェックスジャパン[医薬品][化粧品]製造展」に出展します。CO₂削減に貢献する「GREEN PACKGING」に加えて、環境関連サービス、RFID(ICタグ)や二次元コードを活用した物流管理や偽造防止ソリューション等について紹介します。

《The Green Economy編集部》