ポイント
国内初となる10万㎡超の既存ビル改修ZEB化事例
BELSによる建築物全体評価にて最高評価の5つ星を獲得し「ZEB Oriented」認定を取得
大規模複合用途の本社ビルをZEB化することで「SBTネットゼロ目標」の達成に貢献
大東建託株式会社は、自社で保有する本社ビル「品川イーストワンタワー」において、2020年より、建物を使いながらZEB化に向けた改修工事を試験的にすすめ、2023年3月、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)のZEB認証を取得したと発表しました。
大東建託グループ本社ビルZEB化までの流れ
<第1フェーズ(2020年度) : 22階フロアでのZEB設計>
・事務所用途で利用中の22階フロアでの実証実験に向けて、40%削減のZEB化を設計。
・エネルギー効率を向上させるために、天井照明のLED化や人感センサーの設置、高効率空調設備への更新などの改修仕様を決定。
<第2フェーズ(2021年度) : 22階フロアの改修工事と検証>
・第1フェーズで検討した省エネ設計に基づくエネルギー効率向上の効果を、机上計算だけでなく実績値でも検証するため、改修工事を実施。
・職場環境に悪影響がないかモニタリングし、問題がないことを確認。
・改修前と改修後の電力使用量を比較した結果、40%の省エネ達成を確認。

<第3フェーズ(2022年度) : 建物全体のZEB設計>
・事務所用途部分において40%の省エネ効果を達成した22階フロアの取り組みを踏まえ、本社ビル建物全体で20%の省エネ効果を実現するための全体設計を実施。
・本社ビル全体にLED照明や人感センサーを設置。また、空調設備のダウンサイジングに加え、高度な換気設備を導入するなどの改修仕様を決定。
・BELSによる建築物全体評価にて最高評価の5つ星を獲得し「ZEB Oriented」認定を取得。
<第4フェーズ(2023年度~) : 建物全体の改修工事>
・2023年度中に建物全体の改修工事を行う業者を選定。
・2024年度以降、建物全体の改修工事を順次実施予定。