アップル、再生コバルト100%を目指す 

米アップルは4月13日、2025年までにアップルが設計するすべてのバッテリーで100%リサイクルされたコバルトを使用すると発表しました。

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アップル、再生コバルト100%を目指す 

米アップルは4月13日、2025年までにアップルが設計するすべてのバッテリーで100%リサイクルされたコバルトを使用すると発表しました。

同社はこれまでもリサイクル金属活用に力を入れており、2022年にはアップル製品で使用されるアルミニウムの3分の2以上、タングステンの95以上をリサイクル素材から調達しています。将来的にはすべての製品をリサイクルされた再生可能な素材のみで作ることを目指し、目標達成に向けた努力を続けているとのことです。

コバルトのほかにもさまざまな金属の再利用を推進しており、レアアース(希土類元素)のリサイクル率は2021年の45%から2022年には73%まで増加しています。

このほか、同社では2025年までにすべてのパッケージングからプラスチックをなくすことを目指しています。パッケージの仕様を少しづつ変更することでラベルを不要にし、約1,100トンのプラスチック使用を削減し、CO2排出量を2,400トンも削減したといいます。

《The Green Economy編集部》