「仕事でSDGsに関わりたい」と65%が回答…SDGs意識調査

エン・ジャパンは、運営する総合求人サイト「エン転職」上で「SDGs」についてアンケートを実施し、その結果を発表しました。調査対象は、エン転職を利用するユーザー10,191名です。

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エン・ジャパンは、運営する総合求人サイト「エン転職」上で「SDGs」についてアンケートを実施し、その結果を発表しました。調査対象は、同サイトを利用するユーザー10,191名です。

2030年までに、持続可能でよりよい世界を目指すための国際目標である「SDGs(Sustainable Development Goals)を知っていますか」と尋ねたところ、「知っている」(内容も含めてよく知っている21%、概要だけ知っている64%)が85%を占めました。年代別に見ても、認知度・理解度の差はありませんでした。

次に、「仕事で”SDGs”に関わりたいと思いますか」と質問すると、「関わりたい」(関わりたい12%、どちらかといえば関わりたい53%)が65%を占めました。

「仕事でSDGsに関わりたい、どちらかといえば関わりたい」と回答した方を対象に、「関わりたい理由」を尋ねた結果、「仕事でも社会貢献性を感じたいから」という回答が56%と最多でした。2位は「個人でもSDGsに取り組むべきだから」45%、3位は「SDGsの影響が増し、キャリアにもプラスになりそうだから」22%でした。

「仕事でSDGsに関わりたい、どちらかといえば関わりたい」と回答した方を対象に、「SDGs関連の仕事に就いた場合にどういった形で関わりたいですか」と掘り下げて質問したところ、「関わり方は問わない」という答えが最も多く、67%となりました。

次に、仕事でSDGsに関わりたいと回答した方に「SDGsの17個の項目で関わりたい領域を教えてください」と、項目を選択してもらった結果、トップ3は「すべての人に健康と福祉を」53%、同率で「貧困をなくそう」46%、「住み続けられるまちづくりを」46%となりました。

年代別に見ると、20代は「ジェンダー平等を実現しよう」44%、40代以上は「働きがいも経済成長も」48%が2位に入っています。

「転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視しますか」と尋ねたところ、「重視する(重視する6%、どちらかといえば重視する45%)」と51%が回答しました。

年代別に見ると、40代以上が最も重視する割合が高くなっており、全体平均より5ポイント高い56%になっています。

「転職先を選ぶうえで企業のSDGsに対する姿勢や取り組みを重視する、どちらかといえば重視する」と回答した方に、その理由を尋ねました。その結果、「企業も持続可能な社会の実現へ取り組むべきだから」52%が最多でした。

年代別に見ると、20代は他の年代に比べ、「企業の将来性を判断できるから」(20代49%、30代47%、40代以上35%)と回答した方が多くなっています。

「企業の将来性を示すものではないと思う」(20代14%、30代21%、40代以上21%)は、どの年代でも「企業の将来性を判断できる」より低いという結果になりました。

SDGsの認知度が高まるにつれて、転職者も企業の情報として、参考にし始めているようです。積極的な取り組み姿勢を示すことは、環境や社会への貢献として意義があるうえに、情報感度が高い人材を確保できるといった側面もあるのではないでしょうか。

《s.m》