COPとは?

「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」に賛同した国々が参加する会議

データ・リサーチ 単語集
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COP=気候変動枠組み条約締約国会議

COPとは「Conference of the Parties(締約国会議)」の略で、この場合は「国連気候変動枠組条約(UNFCCC)」に賛同した国々が参加する会議です。1995年から毎年開催され、気候変動に関する重要なトピックについて会議・交渉が行われるほか、一般市民向けのイベントも開催されています。

2022年のCOP27は「損失と損害」をテーマに話し合いが行われ、気候変動により甚大な被害を受けた国々がどのように補償をうけるか、といった内容が話し合われました。このほかにも、気候変動の議論で基準となる京都議定書はCOP3で、パリ協定はCOP21で決定されています。

COPの参加者は?

気候変動枠組み条約(UNFCCC)は197の国と地域が参加しています。それらの国から政府、企業、NGO、市民社会団体を代表する3万人以上がCOP27では参加登録をしました。

さらに会議は「ブルーゾーン」と呼ばれる国連管理エリアと「グリーンゾーン」と呼ばれる開催国政府が管理するエリアが存在。グリーンゾーンでは気候変動に関するイベントや、展示、ワークショップなどが行われ、登録した一般市民の参加も可能です。

《The Green Economy編集部》