楽天グループ株式会社は、国際的気候変動イニシアチブ「SBTi(Science Based Targets initiative)」による温室効果ガス(GHG)排出削減目標の認定を取得しました。
この認定は、楽天の掲げた目標が、パリ協定の「世界的な平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃未満に抑える」ための科学的な根拠に基づいていることを示すものです。
今回認定されたGHG削減目標では、自社の事業活動によるScope1、2の排出量だけでなく、Scope3にあたるサプライチェーン全体の排出量も設定しています。具体的には、2032年までにScope1・2排出量を2022年比で99.7%削減、Scope3排出量を30%削減することを目指すとしました。また、電力小売事業に関しては、販売電力量あたりの排出量を76.8%削減する目標も設定しています。
楽天グループは、エネルギー効率の改善や再生可能エネルギーの導入・利用拡大に取り組んでおり、2023年度には、グループ全体でGHG排出量を実質ゼロとするカーボンニュートラルを達成しました。
さらに、2022年4月には消費者向けの「Go Green Together」プロジェクトを開始し、環境に配慮したライフスタイルや購買行動を提案。また、楽天の取り組みや、消費者が同社のサービス利用を通じて環境負荷低減に貢献できる機会を紹介する特設サイトも公開しています。
楽天グループは、目標達成に向けてサプライチェーン全体でGHG排出削減を加速し、持続可能な社会の実現に貢献していく方針です。影響力の大きい企業が積極的な姿勢を示すことで、国内企業のGHG削減目標設定と、消費者の行動変容が期待されます。