Hamee、リサイクル原料としてのプラスチック製品取引所を開設 試験運用開始 

・Hameeが新サービス開始
・企業間で再生プラスチック取引
・環境負荷軽減を目指す

企業動向 サプライチェーン
Hamee、リサイクル原料としてのプラスチック製品取引所を開設 試験運用開始 
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Hamee株式会社は、プラスチック製品の有効活用を目指すリサイクルサービス「ParallelPlastics(パラレルプラスティックス)」において、余剰在庫などのプラスチック製品をリサイクル原材料として取引する「再生プラスチック取引所」の試験運用を開始したことを発表しました。本取引所は、製造過程で発生した端材や余剰在庫などのプラスチック製品をリサイクルの原材料として取引するためのプラットフォームです。

Hameeは、不要になったプラスチック製品を新しいプロダクトに生まれ変わらせるサービス「ParallelPlastics」を展開しています。しかし、再生プラスチック材の入手が難しいという課題が浮上していました。グローバル企業を中心に再生プラスチック材活用が増えている一方で、廃棄・保管情報が公開されず、必要な時に適切な素材を見つけるのは困難です。

また、有効活用する方法が見つからず、燃料として燃やされるプラスチックも多数存在します。そこで、Hameeは「再生プラスチック取引所」を立ち上げ、行き場のないプラスチック製品を抱える企業と、それを必要とする製造企業の需要と供給をつなげる場を運営することにしました。

「再生プラスチック取引所」は、主に企業間での再生プラスチック材の取引を目的としたECサイトです。出品企業は製造過程で発生したプラスチックの端材や倉庫で眠ったままのプラスチック製品を無料で出品できます。購入企業は希望する材質や色味の再生プラスチックを必要な分だけ購入することが可能です。取り扱うのはリサイクル材のみで、バージンプラスチック材は出品できません。

「ParallelPlastics」は「再生プラスチック取引所」を通じてリサイクルプラスチックの有効活用を普及させ、様々なリサイクルプラスチックの使い道を広めていく計画です。

《編集部》