イーアンドエス、実質CO2排出ゼロのPE袋を発表 GHG算定に活用可能

・CO2排出ゼロのPE袋が認定
・グリーンナノがCO2削減に貢献
・カーボンオフセット制度を活用し、環境負荷軽減

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イーアンドエス、実質CO2排出ゼロのPE袋を発表 GHG算定に活用可能

株式会社イーアンドエスは、CO2削減素材を添加したポリエチレン製のごみ袋・レジ袋(以下、PE袋)がカーボンオフセット証明書を交付され、国内で初めて「CO2排出ゼロのPE袋」を実現したことを発表しました。

今回一般社団法人日本カーボンオフセットより認定されたPE袋は、アイトスマシナリー株式会社が開発したCO2削減素材である「グリーンナノ」を添加したものです。「グリーンナノ」は、プラスチック製品の焼却時に発生するCO2を大幅に削減する素材であり、環境負荷を軽減する添加剤として注目されています。削減しきれないCO2については、カーボンオフセット制度を利用することで、排出量を実質ゼロにしました。

本製品を採用すると、地球温暖化対策の指針に関する法律に基づく温室効果ガス(GHG)排出量の算定や報告に活用できるため、企業や地方公共団体など、多くの顧客の脱炭素経営に寄与する見込みです。ごみ袋やレジ袋は、廃棄・焼却されることが多く、CO2排出ゼロが実現されたことにより、地球環境への貢献が期待されます。

《編集部》