東京ガス、環境省から「エコ・ファースト企業」に認定

・東京ガスがエコ・ファースト企業に
・「Compass 2030」でCO2ネット・ゼロへの挑戦宣言
・環境保全・教育に積極的取り組み

企業動向 ガバナンス
東京ガス、環境省から「エコ・ファースト企業」に認定
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東京ガス株式会社は、環境省より「エコ・ファースト企業」に認定されたことを発表しました。本認定は、環境分野において先進的かつ独自の業界リーダーとしての事業活動を行う企業に対して、環境大臣が与えるものです。認定企業は、地球温暖化対策や廃棄物・リサイクル対策など、環境保全に関する自社の取り組みを公約し、各業界の環境先進企業としての役割を果たすことが期待されています。

東京ガスグループは、2019年に発表したグループ経営ビジョン「Compass 2030」において、エネルギー企業として初めてCO2ネット・ゼロへの挑戦を宣言。2021年の「Compass Action」で「責任あるトランジション」を掲げ、これまでCO2削減や再生可能エネルギーの拡大、e-メタンによるカーボンニュートラル化に取り組んできました。さらに、2024年3月には2050年までの道筋を「東京ガスグループ カーボンニュートラルロードマップ2050」として公表し、事業活動を通じた生物多様性の保全や地域コミュニティの活性化に貢献しています。

今回の認定は、「脱炭素社会への移行」「環境金融」「自然との共生」「環境教育の振興」の4分野において、東京ガスグループの先進性・独自性・波及効果が評価された結果です。2024年4月10日に環境省で行われた認定式には、東京ガス社長の笹山晋一氏と環境副大臣の八木哲也氏が出席しました。

東京ガスグループは、「エコ・ファーストの約束」の中で、脱炭素化に関する2023年度の目標として「自社活動排出CO2ネット・ゼロ化」、「CO2削減貢献量 1,700万トン」、「再エネ取扱量600万kW」、「e-methane1%導入」などを掲げました。循環型社会、生物多様性の保全、環境金融の活用、環境教育の取り組みについても、それぞれ具体的な行動を表明しています。今後も社会課題解決に向けて様々な取り組みを推進し、脱炭素社会の実現をはじめとした地球環境保全に積極的に対応し、地球・社会・地域・顧客の未来に貢献していく方針です。

《編集部》