大東建託グループ、朝来バイオマス発電所の営業運転4月再開

・朝来バイオマス発電所、2024年4月営業運転開始
・再エネ導入率50%超え、大東建託グループ
・地元木質資源の有効活用と持続性

テクノロジー エネルギー
大東建託グループ、朝来バイオマス発電所の営業運転4月再開
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大東建託グループの大東バイオエナジー株式会社は、2022年12月より操業を停止していた朝来バイオマス発電所の営業運転を、2024年4月に再開します。

本発電所は、2023年7月に関電エネルギーソリューションと兵庫県森林組合連合会から、大東建託株式会社が事業譲受した施設です。2023年9月に新会社「大東バイオエナジー株式会社」を設立するなど、再稼働に向けて準備を進めてきました。

朝来バイオマス発電所は、5,600kWの発電出力を持ち、木質チップを燃料として約4,000万kWhの電力を生産する予定です。電力は西日本エリアの大東建託グループ事業所に供給され、グループの再エネ導入率は50%を超えます。

また、大東バイオエナジーは、枝・根株、製材端材などをチップ化する破砕機を導入。燃料とする木質チップの品質条件を緩和することで、林業活性化や災害対策にも取り組み、持続可能な森林資源の活用を推進します。朝来バイオマス発電所の再稼働により、大東建託グループは、地域経済の活性化や環境保全に貢献していきます。

《編集部》