ソニー銀行、国内銀行初のサステナビリティ・リンク・ボンドを発行

・ソニー銀行が2024年2月13日にサステナビリティ・リンク・ボンドを発行
・ソニー銀行はソニーフィナンシャルグループの一員として企業価値の向上と持続可能な社会への貢献を目指す
・ソニー銀行の取り組みは国内銀行初であり、地球環境の保全に貢献する

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ソニー銀行、国内銀行初のサステナビリティ・リンク・ボンドを発行

ソニー銀行株式会社は、2024年2月13日にサステナビリティ・リンク・ボンドを発行したことを発表しました。2022年5月の住宅ローンに充当するグリーンボンドの発行に続き、サステナビリティ・リンク・ボンドの発行も国内銀行では初めての試みとなります。

ソニーフィナンシャルグループは、事業活動および商品・サービスのライフサイクルのあらゆる面で地球環境の保全に配慮して行動するという理念を掲げています。今回、ソニー銀行株式会社は、グループの理念に基づき低炭素住宅の普及を推進するため、サステナビリティ・リンク・ボンドフレームワークを策定しました。

本社債は、省エネルギー性に優れた建物の住宅ローン融資残高をKPIに設定。省エネルギー性に優れた建物の基準は、ZEHまたはZEH-M基準を満たす認証、BELSの4つ星以上、長期優良住宅認定のいずれかの評価を獲得していることです。2027年度までに、対象となる住宅ローンの融資残高870億円が未達成だった場合は、社債発行額の0.1%に相当する金額を環境保全に取り組む組織に寄付します。

本社債への投資を表明している投資家として、株式会社千葉銀行、労働金庫連合会といった金融機関のほか、第一生命保険株式会社や三井住友海上火災保険株式会社など保険会社も名を連ねています。ソニー銀行は、本サステナビリティ・リンク・ボンドの発行を通じて、取り組みを幅広くステークホルダーに知らせるとともに、地球環境の保全に貢献していく方針です。

《編集部》