大林組、万博「ウーマンズパビリオン」建設において資材製造時のCO2排出量を50%削減

株式会社大林組は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「ウーマンズパビリオン」の本体工事において、建設資材製造時のCO2排出量の削減に取り組み、通常の建設資材を使用した場合と比較してCO2排出量を約50%削減することを発表しました。

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株式会社大林組は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「ウーマンズパビリオン」の本体工事において、建設資材製造時のCO2排出量の削減に取り組み、通常の建設資材を使用した場合と比較してCO2排出量を約50%削減することを発表しました。

「ウーマンズパビリオン」は、内閣府、経済産業省、カルティエおよび公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が連携・協力して出展するパビリオンで、女性活躍に向けた取り組みを紹介します。大林組は基本設計段階から検討チームに参加し、カーボンマネジメントに取り組んできました。パビリオンの特徴として、通常の建物に比べて使用期間が短く、CO2排出割合が高いことが挙げられます。

大林組は、鉄骨やコンクリートにおける低炭素型素材の活用やドバイ万博日本館のファサードのリユース、基礎鉄骨に仮設山留材をリース採用するといった対策を実施し、CO2排出量を約50%(約469t)削減します。また、ドバイ万博日本館のファサードを効率的に再利用するため、各部材をQRコードによりナンバリングして管理します。2023年10月23日より、本体工事に着手しました。

大林組は、2030年における温室効果ガス排出削減目標の達成に向けて、脱炭素につながる建設技術や資材の開発・実用化に取り組んでいます。「ウーマンズパビリオン」の建設においても、サステナブルな社会の実現に貢献していきます。

《編集部》