JX石油開発とENEOS、オーストラリアのCCSバリューチェーン構築に向けた共同検討を開始

・JX石油開発とENEOSがオーストラリアのSantos社との共同検討に関する覚書を締結 ・CCSバリューチェーン構築に向け、CO₂回収とムーンバ貯留サイトへの圧入・貯留を調査 ・アジア太平洋地域のカーボンニュートラル実現に貢献する期待

テクノロジー エネルギー
JX石油開発とENEOS、オーストラリアのCCSバリューチェーン構築に向けた共同検討を開始
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JX石油開発株式会社とENEOS株式会社は、オーストラリアの石油・ガス大手のSantos社との間で日豪間のCCSバリューチェーン構築に向けた共同検討に関する覚書を締結したと発表しました。

この共同検討では、ENEOSの製油所および日本国内の様々な産業から排出されるCO₂を回収し、オーストラリアに海上輸送した上で、Santosが保有する南オーストラリア州のムーンバ貯留サイトへの圧入・貯留を実施する事業性を調査します。さらに、ムーンバ貯留サイトにおいてDACCS(Direct Air Carbon Capture and Storage)および合成燃料製造の検討も行われます。

Santosは、ムーンバ貯留サイトにおいて世界最大規模のCCS事業に取り組んでおり、2024年にはCO₂の圧入・貯留を開始する予定です。今回の共同検討は、同地でのCO₂貯留能力を最大限活かすことに資するものであり、アジア太平洋地域のカーボンニュートラル実現に寄与することが期待されています。

ENEOSとSantosは、これまでにも石油・天然ガス開発やLNG事業などで良好な関係を築いており、今回の覚書の締結により、3社間の関係が一層深まることが期待されます。

JX石油開発の山田副社長は、「当社はCCS事業を事業戦略における重要な取り組みと位置付けています。他社に先駆けて取り組んできたCCS関連事業の知見を活かし、カーボンニュートラルに貢献していきます」とコメントしました。また、ENEOSの須永常務執行役員は、「当社はカーボンニュートラル社会の実現に向けて幅広い分野で取り組んでおり、この共同検討は取り組みの加速に貢献するものと考えています」とコメントしています。

《編集部》