EV充電インフラ事業「Terra Charge（テラチャージ）」を展開するTerra Motors（テラモーターズ）株式会社は、EV充電インフラ整備の拡充に向けて、株式会社常陽銀行と2023年12月から本格的に協業を開始したことを発表しました。
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV普及とEV充電インフラの拡充が急加速しています。経済産業省は、現在約3万基のEV充電器を2030年までに30万口とすることを目標に掲げており、充電環境の整備が全国で求められています。
テラモーターズは、初期費用・ランニングコスト無料のEV充電インフラ「Terra Charge」を2022年4月より提供している企業です。「Terra Charge」には、充電器が日本製で部品欠品リスクが少ないこと、料金決済と管理の機能、24時間365日対応のコールセンターがあることなどの特長があります。運用やアフターメンテナンスの面でも安心できるサービスを提供し、日本全国にEV充電器の設置を進めています。
常陽銀行は茨城県水戸市に本店を置き、同県を中心に国内184店を展開する地方銀行です。常陽銀行およびめぶきフィナンシャルグループは、地域に密着した総合金融サービスグループとして自然環境の健全な維持を目指し、豊かで美しい「環境」を未来につなげる取り組みを実施しています。
両者は、事業シナジーが得られるものとして協業を開始しました。地域密着型の常陽銀行と安心のEV充電インフラを提供するテラモーターズは、茨城県内のEV充電インフラの拡充を目指します。常陽銀行は、地域に根差した顧客基盤を活用し、EV充電器の導入意向のある顧客とテラモーターズとのビジネスマッチングを実施する予定です。
