ヤラとノーザン・ライツ、アンモニア生産プロセスからのCO2回収と史上初の国境越え液化・貯蔵に合意

ノルウェー・オスロに本社を構えるアンモニアの世界的企業Yara InternationalとNothern Lightsは、国境を越えたCO2輸送と貯留に関する世界初の商業協定に署名したと発表しました。

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ヤラとノーザン・ライツ、アンモニア生産プロセスからのCO2回収と史上初の国境越え液化・貯蔵に合意

ノルウェー・オスロに本社を構えるアンモニアの世界的企業Yara InternationalとNothern Lightsは、国境を越えたCO2輸送と貯留に関する世界初の商業協定に署名したと発表しました。

これにより両社は、Yara Intarnationalのアンモニア製造拠点であるYara SluiskilからCO2を回収し、輸送、ノルウェー西部沖の海底下に貯留するための主要な商業条件に合意しました。

Yara Internationalの発表によると、同社は今後15年間で約2億ユーロの設備投資をYara Sluiskilに対して行い、1,200万トンのCO2を液化するとのことです。Nothern Lightsは、オランダ-ノルウェー間の液化CO2の輸送を請け負い、最終的には海底2,600メートルに貯留するとのことです。

《The Green Economy編集部》