電動マイクロモビリティシェアリング「LUUP」、CO2排出削減量をアプリで可視化

株式会社Luupは、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のユーザー向けスマートフォンアプリに、CO2排出削減量を表示する機能を搭載したことを発表しました。

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株式会社Luupは、電動マイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」のユーザー向けスマートフォンアプリに、CO2排出削減量を表示する機能を搭載したことを発表しました。

「LUUP」は、アプリを通して電動アシスト自転車や電動キックボードを借り、ポートからポートへ移動できるシェアリングサービスです。電動キックボードや電動アシスト自転車は、電動であることに加えて車両がコンパクトで、自動車や鉄道よりも移動のために消費するエネルギーが小さく、CO2の排出量の削減という観点でも、各国で注目を浴びています。

「LUUP」の電動マイクロモビリティが走行時に使用する電力は、実質的に全て再生可能エネルギー由来です。そのため、走行時、CO2を含む温室効果ガス(GHG)は排出されないこととなります。Luupは、人々が既存の交通手段から「LUUP」に乗り換えることにより削減できるCO2排出量は、月間50トン以上と試算しています。

新機能では、ライド終了後、ユーザーがアプリ上でCO2排出削減量を見ることができるようになりました。各ライドで実際にどの程度のCO2排出量の削減に貢献できたかを可視化することで、ユーザーの環境意識の高まりに応えます。発表時点ではiOS版のみの実装で、Android版は近日中(2023年内)に利用可能となる予定です。

なお、Luupは車両が作られてから捨てられるまで、ライフサイクルでの環境負荷を小さくしていくことも重要だと考えています。1台の車両をできるだけ長く使い続けることを重視し、世界的にも最長水準の車両使用期間を目標として、きめ細やかなメンテナンス体制の整備などに取り組む予定です。同社は今後も、インフラを構築し、低環境負荷の移動手段を実装することで、持続可能な社会の構築を目指していくとしています。

《編集部》