オリックス不動産、100%再エネ活用のロジスティクスセンター完成を発表

オリックス不動産株式会社は、京都府京田辺市に、100%再エネ由来電力で賄う環境配慮型物流施設「京田辺ロジスティクスセンター」を完成させたことを発表しました。

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オリックス不動産、100%再エネ活用のロジスティクスセンター完成を発表
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オリックス不動産株式会社は、京都府京田辺市に、100%再エネ由来電力で賄う環境配慮型物流施設「京田辺ロジスティクスセンター」を完成させたことを発表しました。本施設は、総合物流企業の株式会社バンテックが特定荷主専用の商品供給拠点として利用します。

「京田辺ロジスティクスセンター」は、京奈和自動車道の田辺西インターチェンジから約0.6km、第二京阪道路の枚方東インターチェンジから約3.9kmの位置にあります。2027年度には新名神高速道路の全線開通が予定され、関西エリアの広域配送だけでなく、東日本と西日本の結束点として交通利便性の向上が期待されています。

施設は地上3階建てで、延べ床面積は約6,054.7坪。最大19台が同時接車できるバースを備え、荷物の効率的な保管・運用が可能です。屋上には、PPAモデルで512.64kWの太陽光発電設備を設置しました。天候の影響や夜間などで発電量が不足する場合は、オリックス株式会社より非化石証書付きの電力を供給することにより、100%再生可能エネルギー由来の電力を提供します。

さらに、災害時にも24時間稼働が可能な非常用発電機を備え、事業継続計画(BCP)を実施しています。駐車場には、電気自動車(EV)充電スタンド2基を設置。建物としては、環境面の配慮に加え、室内の快適性や景観への配慮など建築物の品質を総合的に評価する「CASBEE」Aランクを取得しました。

オリックス不動産は東名阪を中心に49物件の物流施設の投資開発実績を持ち、今後もサプライチェーン戦略の進化や環境に配慮した物流施設の開発を目指しています。

《編集部》