ロクシタンが「B Corporation™」認証取得、サステナブルな企業活動が評価される

L’Occitane en Provenceが、高い基準を満たすサステナビリティ企業であることを証明する「B Corporation™」認証を取得しました。

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ロクシタンが「B Corporation™」認証取得、サステナブルな企業活動が評価される

L’Occitane en Provence(以下ロクシタン)が、「B Corporation™」(以下B Corp)認証を取得しました。B Corp認証は、ガバナンス、従業員、コミュニティ、環境、顧客の5つのカテゴリーにおいて企業のパフォーマンスを評価・認証する制度で、これらにおいて高い基準を満たす企業であることを証明するサステナビリティのグローバル認証です。

2006年に米国で設立された非営利団体B Labによる認証制度で、ビジネスが社会や環境にもたらす利益(benefit)を意味し、環境、社会の利益そして従業員やステークホルダーにとっての利益を考慮して企業活動を行う企業に与えられます。

1976年に南仏プロヴァンスで誕生したロクシタンは、サステナブルな活動を続けてきた企業です。地域社会へのエンパワーメント、生物多様性の保護、廃棄物の削減、気候変動の緩和への活動などを通じて前向きな変化を生み出すという取り組みを継続的に進めています。

オフィス、工場、店舗、サプライチェーンにおける、従業員、地域社会、サプライヤー、顧客、株主、環境など、すべてのステークホルダーに対して厳格な評価を実施し、その結果ポジティブインパクトが高く評価され、認証取得へとつながりました。

ロクシタングループ チーフ・サステナビリティ・オフィサーのエイドリアン・ガイガー氏は、同社が創業時からサステナビリティを提唱し続けてきたことに触れた上で、「ビジネスの力を活用することで、より強固なコミュニティを築き、経済的不平等を是正し、すべての人々にとってより持続可能な環境を創造するという、私たちの理念を分かち合うことができる企業グループの一員に加わることができ、大変嬉しく思います」とコメントしました。

また、ロクシタンジャポン代表取締役社長の木島潤子氏は、「ブランドのDNAに刻み込まれているサステナビリティの姿勢を、この度正式な認証と言う形で確固たるものにすることができ、とても嬉しく思います。これからもロクシタンは従業員、お客様などをはじめとするすべての関係者と共に循環型の未来を目指す取り組みを続け、更なる進化を目指します」と述べました。

ロクシタンはB Corpコミュニティの一員として、今後もグループ一丸となって進めるトリプルボトムライン(社会・環境・経済)に向けた取り組みやビジネスのさらなる進化を目指し、世界中で長期的に前向きな変化を推進していくとのことです。

《編集部》