株式会社TBMが運用する温室効果ガス可視化サービス「ScopeX(スコープエックス)」の温室効果ガス削減施策パートナーとして、企業のESG経営高度化支援サービス「dataseed(データシード)」を提供する株式会社Dataseedが参画しました。
2022年4月の東京証券取引所の市場区分再編により、新設された「プライム市場」上場企業は気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)提言に沿った、気候変動によるリスク情報の開示が実質的に義務付けられており、「スタンダード市場」「グロース市場」も含め、企業における環境データの開示が求められています。
TBMが2022年より提供している「ScopeX」は、原材料調達、製造、物流、廃棄等、一連の事業活動から発生する温室効果ガス排出量を算出するクラウドサービスです。環境データの開示に対応する、プラスチック関連事業者や農業関連事業者、不動産関連事業者など、様々な業界で採用されてきました。
利用者が増加し、「温室効果ガスだけでなく、ESGの評価も見える化したい」という要望が多くなってきたため、ESG経営高度化支援サービスを提供するDataseedとのパートナーシップ契約を締結する運びとなりました。
Dataseedはサステナビリティのためのソリューションに焦点を当てたテクノロジー企業です。同社が提供するESG経営高度化支援サービス「dataseed」は、社内や取引先に散在するGHGを含むESGデータの収集・集計の負担を軽減、サステナビリティ開示・ESG評価機関などガイドラインにも対応し、回答・開示の対応負担を軽減します。
TBMは、企業の温室効果ガス排出量とESG評価の可視化・高度化を通じ、より多角的に企業のサステナビリティ経営を支援していきます。