森永乳業、「自然関連財務情報開示タスクフォース」へ賛同表明 情報開示を加速へ

森永乳業は、2023年7月にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明するともに、賛同企業が自然資本に関してリスク管理と開示の枠組を構築するために設立された“The TNFD Forum”に参画しました。

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森永乳業、「自然関連財務情報開示タスクフォース」へ賛同表明 情報開示を加速へ

森永乳業は、2023年7月にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明するともに、賛同企業が自然資本に関してリスク管理と開示の枠組を構築するために設立された“The TNFD Forum”に参画しました。

TNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures) とは企業や金融機関が、自然資本および生物多様性に関するリスクや機会を適切に評価、開示するための枠組みを構築する国際的なイニシアティブのことで、企業や団体などが参加しています。

森永乳業グループは、コーポレートスローガン「かがやく“笑顔”のために」のもと、サステナビリティ中長期計画2030を掲げています。「食と健康」「資源と環境」「人と社会」を軸に活動を行い、7つのマテリアリティ(重要取組課題)ごとにKPIを設定し、課題解決に向けて取り組んでいます。

 当社グループの商品は、乳をはじめ、コーヒー豆、茶葉など、原材料の多くに自然の恵みである農産物を使用しており、生態系を守っていくことが重要な社会課題解決だと認識しています。2022年3月に発表した「森永乳業グループ生物多様性方針」のもと、事業活動における自然に及ぼす影響を把握し、自然資本への負荷低減に取り組むべく、社内外のステークホルダーと協力してまいります。

今後、TNFDの情報開示フレームワークに基づき、事業と自然資本の関係性(依存度と影響)やリスクと機会の整理を行い、TNFDが推奨する「ガバナンス」「戦略」「リスクとインパクト管理」「指標と目標」の4つの視点から積極的な情報開示を進めていきます。

《The Green Economy編集部》