テラモーターズとエクシオグループ、EV充電インフラ網構築で業務提携

EV充電インフラ「Terra Charge」を提供するTerra Motors株式会社とエクシオグループ株式会社が業務提携したことを発表しました。

テクノロジー エネルギー
テラモーターズとエクシオグループ、EV充電インフラ網構築で業務提携

EV充電インフラ「Terra Charge」を提供するTerra Motors株式会社とエクシオグループ株式会社が業務提携したことを発表しました。

脱炭素化の流れの中で、EVへの普及に注目が集まっており、テラモーターズではEV充電インフラ「Terra Charge」の拡充に取り組んでおります。EV充電インフラ「Terra Charge」では、3kWスマートコンセント、6kW普通充電器、50kW超の急速充電器など幅広い施設形態や利用方法にマッチするラインナップが提供されています。

両者はEV充電インフラ網の構築を通して事業シナジーを生み出せるものとして業務提携し、両者の事業発展を加速させていくとのことです。

EVの急速充電器設備をめぐっては2023年の年明けごろから規制緩和が話題となっていました。もともと全出力が200kwを超える急速充電設備は消防法上「変電設備」という扱いになり、設備内に担当者以外の立ち入りができないなどの規制がされていました。

そこを、200kw以上超の設備も「急速充電設備」として規制すると、2022年6月7日に閣議決定した規制改革実施計画の中で検討され、規制緩和の可能性が高まっています。

EVの普及には充電設備の普及が欠かせないものの、充電設備もEVが普及しなければ設置したがる人も急増はしないという「鶏と卵」のような状況に陥っています。日本はEV普及率も、人口一人あたりの充電器数も国際的には低水準ですから、今後EVインフラ網の構築が進むことを期待します。

《ニシダ》