モスバーガー、バイオマス由来のカトラリーを全国展開へ

モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスでは、CO2削減への取り組みとして、国産非食用米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン🄬」を25%配合したカトラリー(テイクアウト用のスプーン、フォーク)を昨年8月から導入しました。

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モスバーガー、バイオマス由来のカトラリーを全国展開へ

モスバーガーを展開する株式会社モスフードサービスでは、CO2削減への取り組みとして、国産非食用米由来のバイオマスプラスチック「ライスレジン🄬」を25%配合したカトラリー(テイクアウト用のスプーン、フォーク)を昨年8月から導入しました。今回、カトラリーで使用する非食用米の生産を、当社が出資する農地所有適格法人モスファーム熊本(熊本県八代市)にて本格的に開始します。今季の生産量は40t程度となる予定で、モスバーガー全店で使用する環境対応スプーン、フォーク1年分を賄うことができます。

モスファーム熊本は、株式会社うえなかと共同出資で設立された農地所有適格法人で、2013年の設立以降、モスバーガー店舗で使用するトマトやレタスを生産してきました。そして今季からは、非食用米の生産を本格化し、当チェーンで使用を開始した「ライスレジン🄬」配合カトラリー向けの非食用米の供給を開始します。非食用米の作付けにより、遊休農地の有効活用を図るとともに、モスファーム熊本の収益改善にも寄与しています。モスバーガーは、SDGsに向けた取り組みを強化し、持続可能な社会貢献を目指しています。

《編集部》