東京の脱炭素化に資する新エネルギーの技術開発について令和5年度支援事業を募集

公益財団法人東京都環境公社と東京都は、「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」について、令和5年度支援事業の募集を開始しました。

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東京の脱炭素化に資する新エネルギーの技術開発について令和5年度支援事業を募集

公益財団法人東京都環境公社と東京都は、「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」について、令和5年度支援事業の募集を開始しました。

「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」は、東京の脱炭素化に資する新エネルギー及びその利活用・普及に係る製品・サービスの調査研究、技術開発、実証、実装化までの取組を支援する事業です。大企業を代表とするグループが、該当する取組を行う際に要する経費の一部を支援します。

東京都は、2050年までに世界のCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向けて動いており、2030年の目標は温室効果ガス排出量を50%削減する「カーボンハーフ」です。支援により、脱炭素化を推進し、都内エネルギー関連産業の活性化、新エネルギー関連技術の国際競争力向上への寄与を目指します。

助成の対象となるのは、新エネルギー及び新エネルギーの利活用・普及に係る製品・サービスに係る調査研究、技術開発、実証、実装化までの各段階の取組(一部の段階でも可)です。対象期間は、交付決定日から3年以内。都内に本店又は支店を置く大企業を代表とするグループ(グループの構成に都内中小企業者を1者以上含むこと)を対象にしており、1グループあたり30億円が限度額となります。申請下限額は10億円。なお、助成率は対象となる経費の3分の2以内です。

東京の脱炭素化に資する取組であること、新エネルギー(再生可能エネルギー、水素、アンモニア、合成燃料、その他これまでにない新たなエネルギー)の利活用・普及に資する取組であること、実証を行う場合は原則都内で実施することが主な支援要件となります。

募集概要

・申請エントリー期限:令和5年8月10日(木)
・申請書類一式の提出期限【申請】:令和5年9月14日(木)

審査スケジュール

・令和5年9月下旬~10月下旬:一次審査(書類審査)
・令和5年11月中旬:二次審査(プレゼンテーション審査)
・令和5年12月上旬:交付決定

《s.m》