コーセー、商品のCO2排出量を可視化 レフィルはボトルに対し約28%減

株式会社コーセーは、2022年に環境省が実施した「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」へ参加。

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コーセー、商品のCO2排出量を可視化 レフィルはボトルに対し約28%減
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株式会社コーセーは、2022年に環境省が実施した「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」へ参加。同社製品「雪肌精 クリアウェルネス」シリーズを対象に、「カーボンフットプリント」(以下、CFP)の算定を行い、その結果を発表しました。

CFP算定の結果、ボトル入り本品と詰め替えレフィルのCFPを比較すると、レフィルはボトルよりCO2排出量が約28%少なく、とくに「原材料調達」と「廃棄・リサイクル」の過程において差があることが分かっています。

コーセーでは、「コーセー サステナビリティ プラン」を設定し、2040年までのCO2排出量を実質ゼロや、2030年までのSBT1.5℃目標に準じたCO2排出量削減目標を掲げています。

同社では、算定の一次結果を基に算定の精緻化や環境配慮型原料・材料開発など、バリューチェーン全体で削減施策の実施検討を進めるとともに、今後、お客さまが脱炭素に貢献する商品を選択するための情報についても発信を検討していくとしています。

《The Green Economy編集部》