東北銀行とNEXYZ.が提携、LEDなど省エネ設備導入で脱炭素を支援

・NEXYZ.と東北銀行が提携
・中小企業の省エネ設備導入支援
・地域の脱炭素社会実現を目指す

企業動向 ガバナンス
東北銀行とNEXYZ.が提携、LEDなど省エネ設備導入で脱炭素を支援
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株式会社NEXYZ.Groupの連結子会社である株式会社NEXYZ.(ネクシーズ)と株式会社東北銀行が、業務提携を締結しました。本提携により、東北銀行の顧客に対しLED照明をはじめとした省エネ設備の導入を通じたCO₂排出削減・脱炭素への取組みの支援を開始します。

東北銀行は「地域力の向上」をパーパスに掲げ、地域金融機関として地域の顧客と共により良い未来を創ることを目指しています。カーボンニュートラルへの取り組みに対しても、地域経済の活性化に役立つよう支援していく方針です。

一方、NEXYZ.は、初期投資0円でLED照明をはじめとする省エネ設備の導入が可能な組込型金融サービス「ネクシーズZERO」を提供しています。中小企業は、本ソリューションを利用することで、コストをかけずに脱炭素に取り組むことが可能です。地域金融機関とのパートナーシップにおいて、顧客企業の設備導入による電力削減量やCO₂排出削減量をTCFD開示にも役立つレポートとして提供しており、提携金融機関は77社を突破しました。

政府は2030年までに100%LED化することを目標としていますが、2024年度時点での進捗は58%です。また、中小企業における脱炭素の取組み状況は2割に満たず、理由として情報開示義務や投資家からの要請がないことに加え、資金面や情報・人材不足が挙げられています。

両社は今回の提携により、国内99.7%を占める中小企業、地方自治体や地域の事業者などへの省エネ設備導入を支援し、地域の脱炭素社会の実現および地域経済の活性化を後押しするとしています。

《編集部》