株式会社スタジオスポビーと大阪府が推進している、環境プロジェクト「脱炭素エキデン365」に、KDDI株式会社が参画することが明らかになりました。「脱炭素エキデン365」プロジェクトは、民間企業数百社の従業員10万人以上と市民数十万人が参加し、エコライフアプリ「SPOBY」を用いて日常生活における脱炭素量を計測し、CO2排出抑制を進める取り組みです。
本プロジェクトは、大阪・関西万博開幕までの一年間である2024年4月14日から2025年4月13日にかけて実施されます。スタジオスポビーは、2023年12月19日に大阪府と締結した事業連携協定に基づき、本プロジェクトを進めてきました。
KDDIのサステナビリティ経営推進本部長である矢野絹子氏は、企業の重要な責務として気候変動問題の解決に貢献する意向を示しました。同グループは目標である2040年度末までのネットゼロ達成に向けて、再生可能エネルギーを活用したサステナブル基地局の構築や、法人顧客向けの脱炭素支援サービス「KDDI Green Digital Solution」を通じてカーボンニュートラル化に貢献しています。今回、プロジェクトへの参画を決めたのは、従業員個人の意識向上と行動変容が重要と考えたためだと説明しています。
KDDIの参画により、本プロジェクトはさらなる推進力を得ることでしょう。同グループの動きから、企業の社会的責任としての脱炭素への取り組みが、他の企業にも広がっていくことが期待されます。
