カシオ、2拠点の電力を再エネ100%に GHG排出量約59%削減

・カシオ、山形カシオの電力を再エネ100%に
・温室効果ガス排出量、国内で約59%削減見込み
・UPDATER、脱炭素社会実現に向けた取り組みを展開

テクノロジー エネルギー
カシオ、2拠点の電力を再エネ100%に GHG排出量約59%削減

株式会社UPDATERは、カシオ計算機株式会社の生産拠点である山形カシオ株式会社の使用電力を、再生可能エネルギー100%に切り替えることを発表しました。

今回の電力切り替えにより、山形カシオの本社と山梨事業所の再生可能エネルギー由来総電力量は約6,400千kWhに達し、これは国内の年間電力使用量の約36%に相当します。切り替えにより、Scope1と2の温室効果ガス(GHG)排出量を国内で約59%削減すると見込まれています。また、国内6拠点はすで再エネ由来の電力に切り替えられており、その使用量の約89%が再生可能エネルギー由来となる予定です。

カシオ計算機は、2030年度までに2018年度と比べて温室効果ガス排出量を38%削減し、2050年度には実質ゼロ達成を目指すという目標を掲げています。これまでにも国内6か所の事業所で使用する電力を、UPDATERが提供する再生可能エネルギー100%プランに切り替えるなど、環境対策を進めてきました。

UPDATERは、2021年10月に「みんな電力株式会社」から社名を変更した企業です。独自のブロックチェーン技術を活用した再エネ事業「みんな電力」をはじめ、ウェルビーイング事業「みんなエアー」、エシカル調達事業「TADORi」などを展開し、「第4回ジャパンSDGsアワード」内閣総理大臣賞、「2021年度 NIKKEI 脱炭素アワード」においてプロジェクト部門大賞を受賞するなど、取り組みが高く評価されています。

同社は、今後も再エネ事業を通じて、脱炭素社会の実現と、企業のサステナビリティ・トランスフォーメーションの加速に尽力する方針です。なお、本件に関する問い合わせ先は、株式会社UPDATER 共創・コミュニケーション部( E-mail: pr@minden.co.jp 、TEL:03-6805-2228 平日11~15時)となっています。

《編集部》