パーセフォニとデロイト トーマツが協業、GHG排出量管理を支援

・パーセフォニとデロイト トーマツがGHG排出量管理で協業開始
・中小企業向け無償版プラットフォーム「Persefoni Pro」サービス開始
・サプライチェーンからの排出量データ取得が重要

企業動向 サプライチェーン
パーセフォニとデロイト トーマツが協業、GHG排出量管理を支援

パーセフォニ・ジャパン合同会社とデロイト トーマツ コンサルティング合同会社が、GHG排出量管理における協業を発表しました。本取り組みは、クライアント企業の炭素会計を支援し、脱炭素戦略の実行を促進するためのものです。

近年、GHG排出量の算定が重要視され、企業の環境負荷や財務リスクに対する適切な開示が求められるようになりました。両社は協業により、「Persefoni」プラットフォームを活用した正確なGHG排出量計算・管理と共に、デロイト トーマツの知見を活かした戦略策定および業務改革支援を企業に提供します。

また、アメリカで2024年1月にサービス提供を開始した中小企業向け無償版プラットフォーム「Persefoni Pro」が、日本でも今夏から導入可能となる予定です。国内の産業の大部分を占める中小企業においてGHG排出量を算定することは、日本全体の脱炭素化につながります。サプライチェーンからの排出量データ取得が重要視される中、両社は企業のスコープ 3算定の高度化に向けた取り組みを推進します。

パーセフォニのCEO兼共同創業者であるケンタロウ・カワモリ氏は、「サプライチェーン全体を含めたスコープ 3は、企業のGHG排出量の中でも最も大きなウェイトを占めています」と述べ、今回の協業が、企業の持続可能な事業運営に貢献することに期待を示しています。

《編集部》