三菱食品、PPAモデルで物流センター屋上へ太陽光発電導入

・三菱食品、太陽光発電でCO₂削減
・アーバンエナジー、余剰電力市場販売
・2025年3月、久御山ドライSDC稼働予定

テクノロジー エネルギー
三菱食品、PPAモデルで物流センター屋上へ太陽光発電導入
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三菱食品株式会社は、京都府久世郡久御山町にある物流センター久御山ドライSDCの屋根全面にアーバンエナジー株式会社が提供する太陽光発電設備を設置して、自家消費と余剰電力の市場販売を行う取り組みを開始します。

サステナビリティ経営を目指す三菱食品グループは、2050年カーボンニュートラル達成に向けて、2030年までにCO₂排出量を2016年度比60%削減するという定量目標を掲げています。CO₂排出量を削減するため、省エネ機器の導入や環境配慮電力の活用など、多角的なアプローチを実施中です。

アーバンエナジーは、コーポレートPPAの推進や蓄電池の導入、地産地消を推進する地域新電力事業などを通じて、カーボンニュートラルの実現に貢献しています。今回の取り組みを機に三菱食品が保有する物流センターの屋根への太陽光発電PPAモデルの導入を推進し、同社が掲げる脱炭素目標達成に寄与することを目指します。

今回導入するのは発電出力2,057kWの太陽光発電設備であり、年間約2,000MWhの発電量が見込まれ、CO₂排出量を年間約900トン削減することが想定されています。2025年3月の稼働開始を予定しており、三菱食品は自家消費する電力量分を使用し、余剰分はアーバンエナジーが市場での販売を担当。販売された電力の環境価値は非化石証書として三菱食品に還元され、CO₂排出量削減の取り組みに貢献することになります。

《編集部》