国内ではユニクロ・GUがハイスコア、世界のファッションブランド情報開示度ランキング発表

・ファッションブランドの透明性は向上しているが、さらなる変化が求められる ・日本企業のスコアはユニクロとGUが最も高く、しまむらが最も低い ・ファッションブランドの透明性にはまだ課題が残されている

企業動向 ガバナンス
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一般社団法人unistepsは、FASHION REVOLUTIONグローバルが発表した「ファッション透明性インデックス2023年版」の日本語訳を発表しました。このインデックスは、世界の大手ファッションブランドと小売業者250社を対象に、人権と環境に関する方針や慣行、影響の公開について258の指標をもとに分析し、ランク付けしています。

2023年版のレポートによると、世界的にファッションブランドの透明性は向上していますが、世界的な不平等と気候危機の状況を考えると、さらなる変化が求められています。ファッションブランドの透明性には課題が多く、業界のCEOと縫製労働者の賃金格差は拡大していますが、サステナビリティ目標と連動した役員報酬の割合を開示しているブランドはわずか18%です。気候危機に関しても、94%のブランドが衣服の製造に使用されているエネルギーを公表していません。自社のサプライチェーンに占める石炭の割合や、化石燃料に依存している地域を開示しているブランドは、わずか6%です。

全体として、世界のファッションブランドは透明性に関して大きな進歩を遂げていません。多くのブランドは透明性の担保に十分な進捗があるとは言い難いですが、良い方向への動きも見られます。例えば、一次サプライヤーリストを開示したブランドが初めて半数を超えました。また、ラグジュアリーブランドも透明性の向上に取り組んでおり、グッチが総合平均スコア80%で2位に入るなど、躍進しています。

調査対象となった日本企業とスコア

日本企業では、ユニクロとGUがスコア50で最も高く、しまむらがスコア4で最も低い結果となりました。

ユニクロ、GU…50
アシックス…45
MUJI…28
ミズノ…18
ユナイテッドアローズ…17
イトーヨーカ堂…11
しまむら…4

本インデックスは、高スコアブランドの推奨や、ブランドの糾弾を目的とするものではありません。調査対象となったブランドも、掲載されていないブランドも、それぞれが世界的に重要視されている項目を開示するように、キャパシティビルディングを後押しする目的で制作されました。ファッション業界の透明性向上は、社会的不平等や環境破壊といった重要な課題の解決に向けた一歩であり、ブランドのさらなる取り組みが求められています。

《編集部》