コスモ石油とタイのエネルギー企業、SAF輸入に合意

コスモ石油株式会社とタイ王国の総合エネルギー企業Bangchak Corporation Public Company Limitedは、持続可能な航空燃料(SAF)の輸入に関する合意書を2023年12月5日に締結しました。

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コスモ石油株式会社とタイ王国の総合エネルギー企業Bangchak Corporation Public Company Limitedは、持続可能な航空燃料(SAF)の輸入に関する合意書を2023年12月5日に締結しました。

両社は、製油所部門を中心として10年以上にわたり良好な関係を構築してきました。2023年3月には、コスモエネルギーホールディングス株式会社を加えた3社間で脱炭素分野を中心とする共同検討に関する覚書を締結しており、今回の合意内容は共同検討領域の1つとなります。

バンチャック社は2022年9月にタイ国内初となるSAF製造の事業計画を公表しており、2024年頃に商業生産を開始し、10年間コスモ石油への輸出を行う予定です。一方、コスモ石油は、2030年に年間30万KLのSAF供給を目指しています。自社生産を含めた調達ソース多角化の手段として、バンチャック社のSAF製品を輸入します。

両社は今後もそれぞれが有する知見や技術を活かし、検討領域の拡充を進めていく予定です。脱炭素化に向けたグローバルな連携を図りつつ、カーボンネットゼロの実現を一層推進していくとしています。

《編集部》