兼松とあおぞら銀行、企業のサプライチェーン全体の脱炭素化支援に向け業務提携

兼松株式会社と株式会社あおぞら銀行は、企業のカーボンニュートラルへの取組みをワンストップでサポートするための業務提携について合意しました。あおぞら銀行の「あおぞらESG支援フレームワーク」と、兼松の脱炭素ソリューションにより、企業の脱炭素化を推進します。

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兼松とあおぞら銀行、企業のサプライチェーン全体の脱炭素化支援に向け業務提携

兼松株式会社と株式会社あおぞら銀行は、企業のカーボンニュートラルへの取組みをワンストップでサポートするための業務提携について合意しました。あおぞら銀行の「あおぞらESG支援フレームワーク」と、兼松の脱炭素ソリューションにより、企業の脱炭素化を推進します。

兼松は、2022年よりGX推進委員会を設置し、グループ横断で約50名のGXアクセラレーターを組成。本社の全事業部門に加えグループ会社を含めて脱炭素に資する製品やサービスの洗い出しを行い、Scope 1、2だけでなくScope3の削減にも資する多様なソリューションを一括で提案できる体制を整備しました。これらのソリューションやノウハウを利用し、取引先と共に脱炭素化に取り組むことで、サプライチェーン全体の脱炭素化を推進することを目指しています。

あおぞら銀行は、グループおよびそのネットワークを活用して、顧客の環境・社会・ガバナンスに関する課題解決の取組みを、金融・非金融ソリューションの両面から支援する「あおぞらESG支援フレームワーク」を提供しています。今回の連携により、兼松の有するソリューション・ノウハウと、あおぞら銀行の提供する支援を組み合わせ、企業の脱炭素経営をトータルサポートする体制が構築されました。

脱炭素社会に向けた取組みは、兼松グループのマテリアリティのひとつです。兼松グループはTCFDの「指標と目標」で、自社排出量の削減に加えて事業における削減貢献量を積み増すことで、2025年のカーボンニュートラルを目指すことを掲げました。CO2削減目標は、2030年に150,000t、2050年に1,000,000tと定めています。兼松は今回の連携のように企業の脱炭素経営を推進してサプライチェーン排出量の削減を実現していくことで、社会における削減貢献量を拡大し、気候変動の緩和に貢献していくとしています。

《編集部》