dサーベイ世論調査、内閣支持率が26%に下落 地球温暖化に8割近くが「深刻」と回答

社会調査研究センター(SSRC)は、スマートフォンを用いた「dサーベイ」による全国世論調査を実施しました。6月の調査で30%台だった岸田内閣の支持率は、26%まで下落。不支持率は59%に増加しています。

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dサーベイ世論調査、内閣支持率が26%に下落 地球温暖化に8割近くが「深刻」と回答
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埼玉大学発のベンチャー企業である社会調査研究センター(SSRC)は、スマートフォンを用いた新しいインターネット調査方式「dサーベイ」による全国世論調査を実施しました。前回6月の調査で初めて30%台となった岸田内閣の支持率は、再び26%(前回比5ポイント減)まで下落。不支持率は、59%(同5ポイント増)となっています。

岸田内閣を支持しないと答えた人にその理由を尋ねたところ、「政策が期待できないから」が57%を占め、回答者全体の34%が政策に満足していないことがわかりました。次に多かったのは、「岸田首相が信用できないから」で、25%(回答者全体の15%)となっています。

一方、支持する理由では「自民党の政権だから」の33%(同9%)に「なんとなく」が21%(同6%)で続き、「岸田首相が信用できるから」は17%(同4%)にとどまりました。

SSRCは、トラブルが相次いだマイナンバーカードや少子化対策、政治家の世襲、自公連立についても調査を実施していますが、本記事では地球温暖化に対する質問に注目します。

今夏、豪雨災害が相次いでいることから、気候変動について質問しました。地球温暖化が自身の生活に与える影響について聞くと、「深刻だと思う」との回答が79%に上り、「深刻とは思わない」の11%を大きく上回りました。

地球温暖化を自身の日常を脅かす問題として捉える人が、8割近くという結果になっています。気候変動対策の面において、納得感のある政策を打ち出せるかという点も、今後の支持率に影響してくるのではないでしょうか。

《編集部》